猫の習性・なわばり

猫は当たり前ながら他の動物と同じようになわばり意識はしっかりあります。

それでも、多少の共同意識があるのか猫同士争う場面は多くは見られません(もちろん争いもします)

さてまずなわばりとは、生きるために必要な食料や水、発情期に異性と多くの出会いを得て、子育てをするのに必要かつ大切な空間を主になわばりといいます。

それに含めて猫が求めるなわばりには広さよりもその質を大切にします。

快適な生活を送れる。のんきな生活で安全な空間、それが猫のなわばりです。

さてそんな空間ですが他の猫が領域に進入してきたとします。この時点で争いは無いです。しかしその幸せまんまん空間を侵害してくれば・・・飼い主だろうと敵視します、いやされます。

しつけようとするとまず猫の嫌な人リストに追加されます。

ちなみにこの幸せ空間、室内だろうと外だろうと関係ありません、猫が幸せに暮らせる場所なら何処でも幸せ空間となります

例)寒い外に出たがる犬とこたつという暖か空間に居続ける猫

ぽかぽかの駐車場に腹をのばしてだらける猫たち

幸せを妥協しない姿勢は見習いたい

じゃどうしたらしつけたらいいの?というお話になりますが次回は、猫がされて嫌な事集でお話いたします。

ちなみに筆者のペットは野良猫です。

コンクリートの塀でいつも寝てます。

朝仕事行く前になでます。

その後はたいがい鳴かれます。



猫にタブーの食品

猫には食べさせてはならない食品がいくつかあります。
ペットとして猫を育てていく時には絶対に覚えておかなければならない事柄です。

まず、ねぎ類ですが、これは長ネギ・玉ねぎともに与えないようにして下さい。赤血球が破壊され、貧血を起こしたり血尿を出したりします。次に生のイカです。猫の好物のような気がしますがビタミンB1欠乏症で歩行困難になってしまいます。この状態を見て昔の人々は「猫がイカを食べると腰を抜かす」と称したのです。また猫はほとんど汗をかかないので余り塩分の強い食品は悪影響ですし、刺激の強い香辛料は味覚を麻痺させるかもしれません。
生後間もない時期の子猫からペットとして飼う時に注意しなければならないのは人間と同じ牛乳や乳製品を与えてはならないということです。猫には乳糖を分解する成分がないのです。猫用のミルクをあげるようにして下さい。

最後は生の豚肉です。熱を通せば大丈夫なのですが、生だと人獣共通感染症の一つのトキソプラズマ症の原因となる、トキソプラズマ(原虫)のオーシストという卵のようなものが含まれていることがあり、ペットから人へと感染してしまいます。猫をペットにする時は気をつけてやらなければなりません。肥満や腎臓病、ストレスによる脱毛など、現代のペットの病気は、人間と共通するものも少なくありません。ペットのためを思うのなら、自分と同じものを与えるのではなく適切な食品を適切な量だけ与えるようにしましょう。